社長挨拶
ホーム > 会社案内 > 社長挨拶
  • 文字サイズ変更 
  •  
  • 文字サイズ(小)
  • 文字サイズ(中)
  • 文字サイズ(大)

社長挨拶

創業から34年間ダッソーシステムズ社のPLM製品販売と技術支援サービスを中心にして事業活動をしてきました。設計効率化SI開発、顧客現場での量産開発支援業務などのエンジニアリングサービスを拡大中です。一昨年、CAD/CAM/CAEプロセスの自動化効率化のシステム開発部門をスピンオフし、デジタル・コアサービスを設立しました。データ管理と複雑なCAEプロセス連携を自動化するSPDMといったサービスをのばしています。

また自動車産業・精密機械産業加工において組み立てにおける品質コスト課題をお持ちのお客様のご支援に向けたソリューションも拡大を続けております。製造ばらつきを反映した耐久性や品質面の課題解決に貢献していきたいと考えており、実際の工程能力測定とシミュレーション技術を統合したソリューションを提案してまいりました。品質保証を計測ビッグデータの解析から品質の作りこみに活かしていくために、公差解析の3DCS/QDMを核として米国InspectionXpertを加えDimension Engineeringのソリューションを強化しました。CATIA/DELMIAによる3Dモデルとの組み合わせにより効果的なコスト削減・品質向上を実現します。

軽量化は自動車、航空機、ドローン、ロボットなどに求められているテーマですが、昨年から市場に投入した米国Markforged社3Dカーボンプリンターは金属並みの強度を持つプラスチック複合素材により実際の部品製造に適用範囲を広げています。弊社は15年来の3Dプリンタービジネスの実績を持ちますが、そのノウハウに加え構造・機能の最適化から3Dモデルに反映させるCAE機能により軽量で効果的な機能部品製造へと領域を広げてまいります。

一方、医療ビジネス分野では昨年、手術シミュレーションシステムやトレーニング用疑似臓器の販売を開始しました。これらは優れた日本の手技(プラクティス)を臓器モデルに盛りこむ共同研究から生まれたものです。なぜファソテックが医療なのか? 世界に冠たる日本の製造業でのデジタルものづくり、プロセス改革の経験が医療の現場でも役立ち、期待されていると感じております。ものづくりと医療、貫かれているのは3Dデジタル技術とプロセスの可視化、そして現場の課題解決アプローチです。

今後もデジタルエンジニアリング技術と業務知見を大切にし、パートナーの皆様とのチームワークでお客様の事業に貢献することが変わらぬ目標です。

 

平成29年 四月吉日

 
代表取締役社長 竹内淳一

代表取締役社長 竹内淳一

代表取締役社長 竹内淳一


 

page top